のんびり寄り道人生

何とかなるでしょ。のんびり生きましょう

2016-01-01から1年間の記事一覧

BS世界のドキュメンタリー「捨てられる養子たち」

BS世界のドキュメンタリー「捨てられる養子たち」(2016年フランスBABELDOCproduction制作)を観た。 アメリカで「使い捨ての子供たち(DISPOSAL CHILDREN)」と呼ばれている養子「再」縁組の問題点を浮き彫りにした衝撃的な内容だ。番組冒頭、養子再縁組プ…

白い迷い(ラビリンス)

インターネットラジオから流れる流行りの歌も良いけれど、集中力を上げたいときは、やっぱり聴き慣れた歌だ。今日は何となく明菜ちゃんをセレクト。とりあえずパソコンに向かってやるべきことがたまっているので、お気に入りの一曲からスタートしてテンショ…

ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー

ドキュメンタリー映画監督・作家の森達也著「ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー」を読んだ。 当初、TVドキュメンタリーとして制作するつもりだったが、テレビ視聴者向けとしては画になる映像がなく、内容も地味過ぎる企画だという判断で、どのテレ…

養老孟司の人生論

敬愛する養老先生の最新刊『養老孟司の人生論』を読んだ。 amzn.asia 最新刊とは言っても、本書は2004年にマガジンハウスから刊行された『運のつき』(2007年、新潮文庫)を復刊し、改題したものだという。 養老先生のご著書(講演を書き起こしたテキストを含…

ETV特集「わたしのCasa(家)“日系南米人”団地物語」

ETV特集「わたしのCasa(家) “日系南米人”団地物語」を観た。 www4.nhk.or.jp 静岡県磐田市にある東新町団地。住民の約半数はブラジルやペルーにルーツを持つ「日系南米人」だ。日本で暮らす外国人に何が起きているのか。団地の一年間を見つめる。 …

持たない幸福論

先々週からずっと忙しかったー。海外から一時帰国する友人らに会うため遠出をし、徹夜明けで職場へ向かったのだが、連日の残業やら何やらで、すっかり体調を崩してしまった。先週末になって風邪をこじらせて、今もゲホゲホやっている(上階の兄ちゃんには迷…

ドキュメンタリー映画監督・作家 森達也

ドキュメンタリー映画監督・作家の森達也氏の活動に、ずっと注目してきた。彼は1998年にオウム真理教(現・Aleph)の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を、2000年にその続編「A2」を、2010年には書籍「A3」を発表した。一群の作品は海外を含む…

ロス・プリモス 『ラブ・ユー・貧乏』

フジテレビ系のバラエティ番組『オレたちひょうきん族』の名コーナーから誕生したロス・プリモス 『ラブ・ユー・貧乏』が頭から離れない。 この動画の元番組は、バラエティなのだろうか?(昔の)貧乏家屋のアイコン・破れた障子と裸電球を背景に歌謡曲とは…

湯治の宿で

加齢に伴う?諸症状が現れては消えるようになった。気のせいのような気もするが、違和感は忘れた頃にまた現れる。まるでオカルト現象だ。「いつ、どんな場面で」「どこが」「どのように」痛むのかを明確に言語化できない。たぶん病院に行っても医師の前で症…

赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ!

自信がない時、不安な時、迷った時、バカボンパパの名言「これでいいのだ!」と、お経のように何度も呟くと、不思議と「そう、これでいいんだよ」と思えてくる。一度、考えすぎて深みにハマると頭の中で、いつまでもグルグルグルグル迷宮を彷徨う。。出口(…

退化してしまった生存に必要な求愛行動のためのスキル

先日観た映画の感動に突き動かされイングリッド・バーグマンのことをインターネットでいろいろ調べて、その美しさについて思いを巡らせていたら、女優メリル・ストリープが2010年5月コロンビア大学の卒業式で行った名スピーチを思い出した。時間のある方は、…

女の演技

女優イングリッド・バーグマンのドキュメンタリー映画を観た。 www.youtube.com これまで彼女の主演作品は、アルフレッド・ヒッチコックの「汚名」と「白い恐怖」、アーネスト・ヘミングウェイの長編小説「誰が為に鐘は鳴る」、「ジャンヌ・ダーク」、「追想…

関西弁で怒ってみた

深夜1時近くになっても上階の生活音が止まない。。上階には若い男子学生が住んでいる。明日の弁当の下ごしらえでもしているのか、水道の蛇口を開けたり閉めたり、実に”まめまめしく”動いている。 「ほんま、ええ加減にせえよ…」ようやく眠りに落ちかけてい…

子どもの自分に会う魔法~大人になってから読む児童文学~

石井ゆかり著「子どもの自分に会う魔法 大人になってから読む児童文学」を読んだ。 www.moe-web.jp 酒井駒子さんの装画がとても素敵で、本を読み終わった後も、つい装画を眺めてしまう。当初、甥っ子たちに贈る選書の参考になると思い手に取ったが、石井さん…

モーニングセット(コーヒーお代わり付き)

朝、モーニングセット(コーヒーお代わり付き)を行きつけのカフェで食べることが毎日の愉しみの一つになっている。雨が降っていて外に出たくないなぁと思っても、こんがり焼いたトーストを思い浮かべたら、モーニングセットの提供時間に間に合うよう、身支…

Gipsy Kings Live at Kenwood House in London

ok.ru DVDでGipsy Kings Live at Kenwood House in Londonを観た。緑豊かな野外フェスの開放空間で、フラメンコギターと力強い歌声に身を委ねながら観客たちが一人二人と自由気ままに踊り始める。最初はリラックスしていた観客たちも演奏が佳境に入ると、ほ…

なぜ直感のほうが上手くいくのか?

2010年6月発刊と少々古いが、単行本『なぜ直感のほうが上手くいくのか?』がとても面白かった。著者であるゲルト・ギーゲレンツァー Gerd Gigerenzer は、マックス・プランク人間発達研究所の適応行動・認知学センター所長であり、世界の科学・研究賞の数々…

やる気でんでん虫

「くそぉ〜っ、やる気でんでん虫やぁ〜※」という雄叫びがあがった。上司が席を立ったようだ。”話し相手”を探しに行ったのだろう。『でんでん虫って…』別室で仕事をしていた私は声を押し殺して笑った。 ※やる気がでない=やる気がでえへん(関西弁)=やる気…

あなたを信じます

歌手のASKAが再始動したようだ。いちファンとして心から嬉しく思う。 www.fellows.tokyo weare-music.jp 簡単に経緯をまとめると、2014年5月17日、覚せい剤取締法違反(所持)の容疑でASKAは逮捕され、同年9月12日、懲役3年執行猶予4年の有罪判決が確定した…

Polarr Photo Editor

1年程、絵画教室で鉛筆デッサンを学んでいた。(以下、その頃の作品) 裸婦 キューピーちゃん 女優? おばあさん しばらくは心の病のため「描く」行為から遠ざかっていたが、ようやく真っ白な画用紙に向き合う気持ちになった。 元々、水墨画のような白黒の…

みにくいアヒルの子〜アンデルセン童話全集III〜

子供の頃はほとんど本を読まなかった。学校で使う国語の教科書くらいしか読書の記憶がない(楽そうだったので図書委員っていうのはやってたけど)。半ば義務的に読書を始めたのが大学の頃からで、その“味”を覚えたのは、恥ずかしながら社会人になってからで…

話が通じない人の思考

講演CD:養老孟司「話が通じない人の思考」 http://www.otogaku.com/item/354/36.html 失礼ながら自他共に認める”変人”の語りに、なぜこれほどまで共感を覚えるのだろうか?私もまた”変人”の部類に入る人間だが、養老先生は信頼できる大人であり、時に見てい…