海釣り体験
家族と過ごした沖縄県国頭郡（くにがみぐん）本部（もとぶ）町エリアは連日曇り／雨が続いた。あいにく真っ青な空と海は楽しめなかったが、気温は17-20℃くらいで心地よかった。
ゲーマーの甥っ子のために海釣りを体験してみた。釣れたらハマるに違いない。これを機に少しはアウトドア派になってくれないかなぁ。そんな野望を秘めていた。
船頭さんの場所選びが良かったせいか、初心者２人が２時間で14匹も釣れた！見事なシロダイを釣り上げた甥っ子も大はしゃぎで釣りを楽しんだ。
海上で小さな魚は逃がしてやり、大きめの魚を持ち帰ることにした。近くの民宿で調理してもらうことも考えたが、結構お金がかかることを知って断念した。「釣る→さばく→食べる」という食育も大事だ。煩わしい作業に気乗りはしなかったが、ホテルのミニキッチンで調理することにした。
私の包丁さばきを見かねて、母が割って入ってきた。さすがはプロ、数匹を手際よくさばいた。調理開始30分程で刺身の盛り合わせが完成した。だが、カワハギ数匹は外皮が固く、調理を諦めたらしい。放置されたままだった。。。
今度は私が包丁を握った。そして調理開始１時間程で何とかカワハギ数匹の下ごしらえが終わった。フライパンに魚を並べた後、一息入れようと、ダイニングルームに戻った。見ると、甥っ子はコンビ二で買ったアメリカンドック２本を平らげ、母はビールとおつまみでお腹を膨らませていた。危惧していた通りのことが起こった。「もうお腹いっぱい。魚はいらない」と二人そろって宣うではないか。。。（涙）
結局、大量の魚は私一人で食べるはめになった。半分は焼き魚として、もう半分はしょうゆベースのスープで煮込んで翌日食べることにした。
「こんな（釣りテクニックも何もない）私たちに釣られてくれてありがとう。おかげでとっても楽しかったよ（合掌）」と、魚たちに感謝しながら食べた。身が引き締まっていて、とっても美味しい。だけど、昼食で食べたブッフェ料理で既にお腹はパンパンに膨らんでいる。。でも、ここで釣られてくれた魚の命を無駄にするわけにはいかない(;´д｀)。。
涼しい顔でテレビを見ている二人の横で、チェックアウト時間ギリギリまで粘りに粘って気合で食べ切った（ゲホッ）。
