のんびり寄り道人生

何とかなるでしょ。のんびり生きましょう

静寂と喧騒を愉しむ

 まだ夜間の暖房は手放せないが、温かい春の季節を堪能している。葉桜が揺れる街路樹、剪定された欅の並木、草刈り後の土と草の混じった匂い、通り雨にしっとり濡れた苔などに、自然と身体が反応して、ささやかな感動に包まれる。子供の頃は、動かない(反応が少ない)植物は観察のし甲斐がなく、すぐに興味は動きのある動物に移ったものだが、歳を重ねたせいもあるのだろう。植物たちの秘めた生命力と、静かな佇まいには随分と癒やされている。家の庭にはヒイラギナンテンツバキチューリップユキヤナギスイセンスノーフレークムスカリなど、前の住人によって無造作に植えられた植物たちが、色とりどりの花を咲かせてくれるので、毎朝、”福袋”を開けるような感覚で庭を眺めている。枯れ木のような風情であったキーウィフルーツの巨木(雌・雄)も、いよいよ芽吹き始めた。長く、太く伸びる蔓の剪定には手こずりそうだが、キーウィフルーツは大好きな果物の一つだ。秋の収穫目指して、これから授粉作業もしなくてはならない。雄しべの花粉を雌しべに綿棒で付けてやるらしいのだが、何かコツはあるのだろうか?とりあえず図書館で園芸関連本を予約した。

 引っ越し当初は、隣人に気兼ねすることなく音楽が聴けることを愉しみにしていたが、今はただ静寂を愉しんでいる。何かの作業に集中していると、ふと風の音、鳥の鳴き声に気づくことがある。柔らかな光が差し込むリビングで、”ホ~ホケキョ”だけではない、鶯の豊かな音色に耳を澄ませながら、ゆったりと穏やかな時間が過ぎていく。日々の喧騒や雑念を忘れ、至福を感じられる、何とも贅沢な時間だ。

 ところで今は空き家の隣家だが、そのうち取り壊し&新築工事を行うらしい。。数ヶ月は続くであろう工事音も頭をもたげることの一つだが、果たしてどんな隣人が越して来るのだろうか?戸建て住まいとなった今、さすがに以前のような騒音被害を被ることはないだろうが、やはり戦々恐々な気持ちを拭いきれない。未来の自分が、このブログの記事を穏やかな気持ちで読んでいることを祈りたい。

 ちなみに静寂を離れて気分を盛り上げてくれる最近の作業用BGMは、衆議院インターネット審議中継。テロ等準備罪(共謀罪)の成立を懸念しているので、連日の法務委員会を追っている。法案の本質に関わる興味深い質疑&応答に混じり、小学生の喧嘩レベルのものもあるが、日々のニュースで”切り取られた”現場の動画を、ざっくり流し聞いていると、マスメディアの報道からは見えてこない、結構重要な情報がある。やはり多少面倒でも、なるべく気になるニュースは一次情報にアクセスした方がよさそうだ。時々、”天然”議員(自己本位の極み)がいて、議論を外れて笑ってしまうのだが、これまた人間社会の縮図なのだろう。彼らに投票した有権者たちは、どんな思いで一票を入れたのだろう?

 

(5/23追記)

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5/23本会議において逢坂誠二(民進党・無所属クラブ)氏、藤野保史(日本共産党)氏ら、「共謀罪」反対派の演説は見事であったが、やはり「数」には勝てなかったか。。

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