のんびり寄り道人生

何とかなるでしょ。のんびり生きましょう

漢詩・涼州の詞

www.businessinsider.jp 絶え間ない威嚇はいったいいつまで続くのだろうか?北朝鮮によるミサイル発射報道などを受け、”武力行使”や”経済制裁”など、穏やかでない言葉が様々なメディアで飛び交っている。「繰り返される歴史から学べないのは人類の性なのか……

虫のこえ

残暑が過ぎたのか、夜はかなり寒い。肌触りの良い毛布にくるまって、目を閉じながら”虫のこえ”に耳を澄ます。自然の子守唄を聴きながら眠りに就いているので寝付きが随分良くなった。とりわけ気に入っているのが、エンマコオロギと思われる雅やかな音色だ。 …

ドラッカーと論語

安冨歩(東大教授)著・「ドラッカーと論語」を読んだ。 books.google.co.jp いきなりだが、私が20代の頃に遡る。会社員時代は管理職でもないのに、ピーター・ドラッカーの本をよく読んだものだ。巷では、おじさんたちの間でかなりドラッカー本が流行してい…

『論語』入門 古いからこそいつも新しい思想

「『論語』入門 古いからこそいつも新しい思想」を読んだ。本書は初学者向けに編纂されたバラエティ豊かなアソート本だ。 www.kawade.co.jp 【新しい『論語』】 『論語』の大きな力 / 安田登 著 第三の〈いのち〉の思想としての『論語』 / 小倉紀蔵 著 論語…

隷属なき道 AIとの競争に勝つベーシックインカムと一日三時間労働

ルトガー・ブレグマン[著]野中香方子[訳]『隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働』を読んだ。(※以下のページで立ち読み可) books.bunshun.jp 本書は2014年オランダで自費出版同然の本として出版され、アマゾンの自費出版サ…

エルザ・ランギーニ

甘酸っぱい透明な声が魅力のフランス人歌手エルザ・ランギーニ(Elsa Lunghini)の歌声が、たまに無性に恋しくなる。 エルザ・ランギーニ - Wikipedia www.youtube.com 日本でも人気があった1980年代には音楽番組や雑誌等で紹介されることがあったが、以降は…

シナリオ版『さよならジュピター』

小松左京著 シナリオ版『さよならジュピター』を読んだ。あとがきを入れても177ページという薄さだ。ストーリーをざっくり把握したかっただけなので、余計な風景描写にイラつくこともなく、通勤の合間を縫ってサクサク読めた。持ち運びが楽な文庫本は実に有…

「他人」の壁

敬愛する養老孟司先生と、精神科医の名越康文氏の対談集「『他人』の壁」を読んだ。 SBクリエイティブ:「他人」の壁 r.binb.jp (本書より一部引用 ※以降同じ) 養老:僕なんかも本当は、ものごとの理解が遅い人間なんですよ。すごく遅い。わからないからず…

ドローイング・レッスン

気が向いた時にドローイング(鉛筆デッサン)練習をしているが、やっぱり(昔習っていた絵画教室の)先生がいないと、バランスの崩れを指摘してもらえないので、全体の仕上がりが微妙になる。。そんな落胆の時には気を取り直してパソコンを起動し、こちらの…

児童福祉施設の幼児たち

かねてより検討を重ねてきた養育里親の認定前研修(実習)として、ある児童福祉施設に行ってきた。 初日に施設長と笑顔の絶えないマネージャー女性から、里親希望のもう一組の夫婦と共に、簡単なレクチャーを受けたあと、早速4〜6歳の幼児たち7名が暮らす…

KUMON日本語プログラム

先月から母が公文教室に通い始めた。体験学習に参加して、継続を決めたようだ。 母国では義務教育すらまともに受けられず、異国の地では生活のため休みなく働いてきた母だが、還暦を過ぎてから漸く日本語コンプレックスに向き合う余裕ができたようだ。これま…

中学校夜間学級

公立中学校の夜間学級(いわゆる夜間中学)をご存知だろうか?中学校夜間学級とは、市町村が設置する中学校において、二部授業が行われる学級のことである。そこでは様々な事情からほとんど学校に通えず、実質的に十分な教育を受けられないまま卒業した人、…

時の人

学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題で「行政がゆがめられた」と訴え、すっかり”時の人”となった前川喜平(まえかわきへい)・前文部科学省事務次官の動向を興味深く追っている。 www.youtube.com iwj.co.jp 前川氏は茫洋とした雰囲気に柔らかい…

自分の時間を取り戻そう

ちきりん著『自分の時間を取り戻そう ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方』を読んだ。 www.diamond.co.jp 表紙裏には「ちきりん流・自分の時間を取り戻す具体的な方法」と銘打って、幾つか具体的な方法が提示されている。(以降、『自分の時間…

韓国映画OST / 『千年鶴』Beyond the years

このところほぼ毎日、韓国映画OST / 『千年鶴』Beyond the yearsをMP3プレイヤーで聴いている。新緑が輝く季節の中、物悲しくも美しい珠玉のメロディーに浸りながら、ゆったりした気分で朝の一時を過ごしている。 『クリウム(恋しさ)』 youtu.be 『In a Vi…

障子紙&障子のりでDIY

色あせ・変色が甚だしい繊維壁からポロポロと粒が落ちてくる。その都度、腰をかがめて掃除するのだが、足腰が辛いので壁紙リフォームを検討した。業者から提示された見積金額を見て仰天した。材料代は大した事ないが、やはり職人さんの手間賃がかなり高い…(…

ある日の憲法記念日

www.dailymotion.com 2017年4月30日に放送されたNHKスペシャル 「憲法70年 “平和国家”はこうして生まれた」を観た。(以下、番組ホームページの番組内容より引用) 日本国憲法の施行から70年。平和主義の出発点が新たな資料で明らかになった。昭和20年9…

静寂と喧騒を愉しむ

まだ夜間の暖房は手放せないが、温かい春の季節を堪能している。葉桜が揺れる街路樹、剪定された欅の並木、草刈り後の土と草の混じった匂い、通り雨にしっとり濡れた苔などに、自然と身体が反応して、ささやかな感動に包まれる。子供の頃は、動かない(反応…

若者よマルクスを読もう〜20歳代の模索と情熱〜

内田樹×石川康宏著『若者よ、マルクスを読もう〜20歳代の模索と情熱〜』を読んだ。 www.kamogawa.co.jp (以下、内田氏「まえがき」より一部抜粋) (略)「マルクスの名前くらいはちょっと知っているけれど、読んだことのない一〇代の少年少女」というのが…

今村昌平監督・映画「楢山節考」(1983年)

今村昌平監督・映画「楢山節考(ならやまぶしこう)」(1983年)を観た。 tsutaya.tsite.jp 本作は、棄老伝説を題材とした小説家・深沢七郎の同名小説と、同じ著者による小説「東北の神武たち」(とうほくのずんむたち)を元に、リアリズム映画の名手である…

これからの日本、これからの福井~豊かな森と動植物から考える~

インターネット動画で、ブータンミュージアム4周年記念事業「これからの日本、これからの福井~豊かな森と動植物から考える~」と題した講演会・座談会を観た。 運営元(GEN)によるフル・バージョンの動画 ブータンミュージアム4周年記念事業「これからの日…

そして<彼>は<彼女>になった

細川貂々(てんてん)・著『そして<彼>は<彼女>になった―安冨教授と困った仲間たち―』を読んだ。 www.shueisha-int.co.jp 以前、このブログでも紹介した安冨歩東大教授のトランスジェンダーについて扱ったノンフィクション・コミックエッセイということで…

TOKYO FM 『Panasonic Melodious Library』

インターネットラジオ(TOKYO FM)で『Panasonic Melodious Library』を聴いた。作家の小川洋子氏がパーソナリティを務め、文学ガイドの合間に(関連する)音楽が流れる、ちょっと不思議なテイストの番組だ。 www.tfm.co.jp 今週の一冊は、ジュリー・オオツ…

NHK Eテレ「100分de名著~ジャン=ポール・サルトル編~」

NHK Eテレ「100分de名著~ジャン=ポール・サルトル編~」を観た。 www.nhk.or.jp フランスを代表する世界的哲学者ジャン=ポール・サルトルが唱えた実存主義の思想は、原書(訳書)で読解するには難しい内容だが、フランス文学者・海老坂誠氏のコンパクトな…

ハクビシンの住む家

念願叶って小さな家を買った。庭は荒れ放題だが、梅の花が芽吹き始めていて、これからの季節が愉しみである。立地もよく、建物や設備は老朽化しているが、建材には立派な木材が使われていて、本物の職人さんが建てた家だというのが素人目にも分かった。不動…

怖いくらい通じるカタカナ英語の法則

池谷裕二著『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則』を読んだ。 bluebacks.kodansha.co.jp 池谷 ( いけがや)氏は東京大学・薬学部の若き教授(1970年生まれ)で、主に脳科学に関する著書を、一般的な読者でも理解し易い文体で数多く綴っている。 『進化しす…

言いたいことが一度で伝わる論理的日本語

明治大学教授・齋藤孝著『言いたいことが一度で伝わる論理的日本語』を読んだ。 books.google.co.jp (以下、内容紹介文。海竜社のホームページより一部抜粋) 自分の考えが相手に誤解されることなく、真意を十分に伝えられる能力は、人間関係や仕事をスムー…

安冨歩教授の名講義

何か事件報道により世間が騒然としている時は、マスメディアのワイドショー的な盛り上がりが一時的にあったとしても、なかなか事件の核心は見えてこない。(関係者が口をつぐみ、都合の悪いことが隠されるからだろうか?あるいは情報が整理されておらず、全…

マイペースで生きましょう

休日の朝、温かい布団の中でまどろんでいると、インターホンが鳴った。『あ、灯油の配達か』と思い出し、起き上がった瞬間、天井や壁がグルグル回った。同時に吐き気が襲ってきた。目を瞑ったまま再び布団に横たわったところ、数十秒後ようやく天井や壁の回…

黒い巨塔 最高裁判所

瀬木 比呂志 (著)『黒い巨塔 最高裁判所』を読んだ。 bookclub.kodansha.co.jp (以下、『黒い巨塔 最高裁判所』内容紹介より抜粋) 第2回城山三郎賞受賞作家にして最高裁中枢を知る元エリート裁判官が描く、本格的権力小説!司法権力の中枢であり、日本の奥…